農地と太陽光発電事業、相性が良い2つの理由

近年、爆発的に増えた太陽光発電事業ですが、その中でも最近増えてきているのが、農地(田・畑)への太陽光発電設置です。

皆さまも車で道を走っていて、農地の上・またはもともと農地だったであろう土地に太陽光発電施設が載せてある光景をよく見られるのではないでしょうか?

ではなぜ今、農地に太陽光発電を設置される方が増えてきたのでしょうか? 本ページではその理由を追ってみましょう!





その①~日当たりが良い!

農業とはそもそも、太陽の恵みをふんだんに受けて農作物をすくすくと育てるもの。
そして当然太陽光発電の事業も、太陽光なくしては事業が成り立ちません。

そう、つまり農地はもともと農作物を育てるために日当たりのよい場所にあることが多く、そっくりそのまま農作物ではなく太陽光パネルに日を当てて、電気を育てることができるんです。

 または農作物と電気を両方育ててしまうという、営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)という事業も今広がりを見せています。

せっかくの太陽の光、農作物だけに独り占めさせてしまうのは勿体ない
と思いませんか?





その②~土地の広さがちょうど良い!

このページを見てくださっている方の中にはご存じの方の方が多いとは思いますが、太陽光発電事業は50KW以上の高圧と、50KW以下の低圧という設備に大別されます。

高圧設備には様々な規制がかかったり、高圧ならではのコストがかかる部分も多く、個人事業主の方は低圧上限の49KW程度の容量の設備を求めておられるケースがほとんどです。

さて、この49KWの設備、どのくらいの土地面積が必要になるかといいますと、250坪から300坪の面積が最適とされています。
しかしそうは言っても、そんなに都合よく250坪から300坪の土地が見つかるものではありませんよね?

そこでそれが、農地にスポットライトがあたる理由の一つでもあります。

日本の農地には1枚の田を「一反」(いったん)と数える事が多いのですが、この一反という単位は、1,000㎡を言います。
そう、1,000㎡というと坪数でいえば302.5坪!

ちょうど田んぼ一枚が低圧ギリギリの太陽光発電設備を運営するのに最適な広さであることが多いんです!






以上、2つの点からも農地と太陽光発電事業は非常に相性が良いものだといえます。

皆さまももし、有効活用できていない、持て余している農地があるのでしたら太陽光発電設備の導入を検討されてみてはいかがでしょうか?