カーポートといえば、自宅敷地内にある自家用車用の小型のカーポートや、青空駐車上の雨よけとして使用されている少し大型のものがあります。
自宅敷地内に掘り込み式の駐車スペースを設けたり、駐車場の雨よけとして鉄骨等で本格的な屋根を建てるのはとてもコストがかかりますので、簡易的な雨よけとして低コストで設置できるカーポートは今爆発的に増えてきています。
ではこのカーポートの上に太陽光設備を設置する事は現実的に可能なのでしょうか?
カーポートの上で太陽光を設置する事は可能か?
カーポートの上に太陽光を設置する?
![20090823125401a93[1] 20090823125401a931](https://aesolar.jp/wp-content/uploads/sites/33/20090823125401a931.jpg)
カーポートの上に太陽光を設置することは可能か?

結論から言いますと、可能ではありますが、いくつかの問題点をクリアする必要があります。
まず一番の問題点はカーポート自体の耐久性の問題があります。
そもそもカーポートというのは低コストで簡易的に雨をしのぐ用途で作られたものですから、上に重いものを乗せるという想定で設計されていません。
ですので太陽光パネルという1枚15~20kg前後あるものを何の対策もなく乗せる事はできません。
新たに太陽光を乗せる事が可能なタイプのカーポートを新設するか、
既存のカーポートを、きちんとした構造計算の上で補強するか。
きっちりと対策する必要があるでしょう。
そもそもカーポートというのは低コストで簡易的に雨をしのぐ用途で作られたものですから、上に重いものを乗せるという想定で設計されていません。
ですので太陽光パネルという1枚15~20kg前後あるものを何の対策もなく乗せる事はできません。
新たに太陽光を乗せる事が可能なタイプのカーポートを新設するか、
既存のカーポートを、きちんとした構造計算の上で補強するか。
きっちりと対策する必要があるでしょう。
これはよく弊社にもお問い合わせ・ご質問があるのですが、カーポートは建築物なのか?建築確認は必要なのか?という問題があります。
厳密に言いますと、カーポートは建築物に該当し、建築確認も必要です。
ただし建ぺい・容積率などの規制は、一般的な屋根壁のある建物よりも緩和措置があります。
しかしこの建築確認、実際は暗黙の了解で小型のカーポートはされていない方も多いようです。
理由としては自宅を建てる際に、ほとんどの方は敷地の建ぺい・容積率の限界まで家を建てられますから、後々カーポートを設置しようとしても建物増設の許可が下りない、といった所でしょうか。
太陽光設備自体に建築確認は必要ありませんが、建築確認の下りていない建物の上に太陽光を設置するのは論理上できない、とする太陽光販売店さんもあるでしょうから、確認が必要です。
また、太陽光設置を想定して設計されたカーポートを新たに新築される方は、しっかりと建築確認申請をした上で新築しましょう。
せっかく高額のカーポートと太陽光設備を購入したのに、後々違法建築物として撤去命令等が下されれば目も当てられません・・・。
厳密に言いますと、カーポートは建築物に該当し、建築確認も必要です。
ただし建ぺい・容積率などの規制は、一般的な屋根壁のある建物よりも緩和措置があります。
しかしこの建築確認、実際は暗黙の了解で小型のカーポートはされていない方も多いようです。
理由としては自宅を建てる際に、ほとんどの方は敷地の建ぺい・容積率の限界まで家を建てられますから、後々カーポートを設置しようとしても建物増設の許可が下りない、といった所でしょうか。
太陽光設備自体に建築確認は必要ありませんが、建築確認の下りていない建物の上に太陽光を設置するのは論理上できない、とする太陽光販売店さんもあるでしょうから、確認が必要です。
また、太陽光設置を想定して設計されたカーポートを新たに新築される方は、しっかりと建築確認申請をした上で新築しましょう。
せっかく高額のカーポートと太陽光設備を購入したのに、後々違法建築物として撤去命令等が下されれば目も当てられません・・・。
カーポートの上に太陽光を検討される場合、慎重に業者選びを
最後に、カーポートの上で太陽光を検討される時の、業者選びのコツについて書いておきたいと思います。
まずカーポートを販売されている多くの業者さんは、カーポートの専門業者であったりリフォームの専門業者であることが多く、太陽光に知識が無い場合があります。
逆に、太陽光の販売業者さんはカーポートの構造計算に対する建築知識や、建築確認等に対する不動産法規に対する知識が不足しがちです。
太陽光設備は建設業の許可が無くても施工できますし、不動産業の許可が無くても売買できてしまうためです。
このような場合だと、カーポートの専門業者に頼んで太陽光設備を失敗したり、太陽光販売業者に頼んでカーポートで失敗するといったリスクがあります。
ですのでカーポートの上に太陽光を設置される場合は、建設業や不動産業の許可を持っている、包括的にサポートしてくれる太陽光販売業者を選ぶのが得策と言えるのではないでしょうか?
本記事では「カーポートの上で太陽光を設置することは可能か?」という所を掘り下げてみましたが、次の機会にはカーポートと太陽光の組合せによるメリットやデメリットについて書いていきたいと思います。
まずカーポートを販売されている多くの業者さんは、カーポートの専門業者であったりリフォームの専門業者であることが多く、太陽光に知識が無い場合があります。
逆に、太陽光の販売業者さんはカーポートの構造計算に対する建築知識や、建築確認等に対する不動産法規に対する知識が不足しがちです。
太陽光設備は建設業の許可が無くても施工できますし、不動産業の許可が無くても売買できてしまうためです。
このような場合だと、カーポートの専門業者に頼んで太陽光設備を失敗したり、太陽光販売業者に頼んでカーポートで失敗するといったリスクがあります。
ですのでカーポートの上に太陽光を設置される場合は、建設業や不動産業の許可を持っている、包括的にサポートしてくれる太陽光販売業者を選ぶのが得策と言えるのではないでしょうか?
本記事では「カーポートの上で太陽光を設置することは可能か?」という所を掘り下げてみましたが、次の機会にはカーポートと太陽光の組合せによるメリットやデメリットについて書いていきたいと思います。