電圧上昇抑制(電圧抑制)

電圧上昇抑制
太陽光発電設備の出力が増加すると、太陽光発電設備を設置されるお客様宅の電圧が上昇し、電力会社の電線路の電圧も上昇します。このため、周辺のお客様宅の電圧が法律で定められた値を超えないよう※、太陽光発電設備のパワーコンディショナーには、電圧上昇値を設定し管理・調整する機能(電圧上昇抑制機能)が組み込まれています。

※電気事業法第26条、電気事業法施工規則第44条に低圧101V±6V、202±20Vと定められています。


 太陽光発電設備を設置されるお客様宅の電圧が上限値に達すると、この機能が動作し、太陽光発電設備の出力を抑制して電圧を調整します。これにより、一 時的に販売電力量(受給電力量)が減少することがありますが、太陽光発電設備を設置されているお客様、周辺のお客様が、電気を安心・安全に使用いただくた めに必要な機能であり、発電設備の異常ではございません。また、電圧上昇抑制機能は、電圧が適正な範囲何に戻ると自動的に解除され、通常の発電状態に戻り ます。

電圧上昇抑制機能の動作イメージ
なお、電圧上昇抑制機能が頻繁に動作する場合は、太陽光発電設備を設置された際の施工店、販売店やメーカー、またはお近くの電力会社までご相談ください。

当社では、施工いただいたお客様からご連絡をいただければ、迅速に対応しております。