ABL(動産・売掛金担保融資)について

ABL
ABLとは?

 【Asset Based Lending】の略。動産・債権等担保融資のこと。
企業が保有する不動産以外の「在庫」や「売掛金」などを担保とする融資手法。

金融庁では、ABL(動産・売掛金担保融資)で中小企業等が経営改善・事業再生等を図るための資金や、
新たなビジネスに挑戦するための資金の確保につながるよう積極的な活用を推進している一方で、
地域金融機関がABLの拡大に向け太陽光発電の事業者向け融資に力を入れている。

太陽光発電は国の再生可能エネルギーの固定価格買取制度により、安定した売電収入が見込める。
売電債権を担保にすることで、大手に比べて保有資産が少ない中堅・中小企業にも融資をしやすくなる利点がある。

「土地はあるが資金が不足。なら安定の売電収入を担保に融資を受ける。」 という融資手法が選べることとなる。
ABLの流れイメージ図
図 ABLの流れイメージ図(出典:トマト銀行)

地域金融機関が環境・新エネルギー分野を支援することで、地域経済の活性化や発展が期待できる。
トマト銀行をはじめ、西中国信用金庫、京葉銀行、埼玉県信用金庫、豊和銀行等がすでにメガソーラー等を対象に融資を始めている。
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