「過積載」で収益UP!?

1.「過積載」とは?

過積載とはどういった意味でしょうか?そもそも太陽光で過積載・・・?
と、なる方もいらっしゃるかと思います。
まずは、過積載の言葉の意味からひも解いていきましょう!
意味としては、過積載(かせきさい)は貨物自動車などに規定の積載重量を超えて貨物を積んで走る法律違反行為。
という事ですが、今回の太陽光に限っては違反行為ではございませんので、ご安心ください。
では、太陽光に過積載を置き換えるとどうなるのでしょうか?
それは、パワーコンディショナーの容量よりもモジュールの容量を多くする事です。
つづいて、過積載をする理由や、メリット、デメリットについてご説明していきます。

2.「過積載」をするワケ!?

単価推移
理由についてお話しする前に、まず太陽光の固定買取制度(全量買取制度)について簡単に説明いたします。
※右記図参照
2012年7月より開始しましたが、当時の買取単価は40円/kWh(税別)でしたが、年々単価は下がりつつあります。そして、現在2016年度の売電単価は24円/kWh(税別)となります。来年度はもう少しさがった・・・おそらく21円/kWh(税別)と言われおります。
では、年々下がりつつある中で固定買取制度(全量売電)の20年の事業計画において少しでも収益を上げれる方法としまして、最近では、過積載を取り入れる傾向になりつつあります。

3.「過積載」をするとどうなる?(メリットは?デメリットは?)

過積載
では、ここで過積載をすると具体的にどういったメリット、デメリットがあるのかご説明いたします
まずは、メリットからお話しいたします。
分かりやすく右記表をご覧ください。(イメージ図)
図からもわかるとおり②が過積載による発電量が上がった部分になります。よって、朝夕の発電量の底上げになります。つまり売電収入のUPに繋がります。
ただし、メリットだけではございません。右記表の④をご覧ください。
これは、パワコンの容量を超えた部分は、電気を捨てる形(ピークカットと言います)、これは電気を売ること出来ない部分になります。つまり過積載が全てがプラスになるという事ではございません。
実際に過積載と言いましても、限度はあります。

4.まとめ

つまり、太陽光の過積載については、メリットもデメリットも存在致します。
メリット:朝、夕の発電量の底上げで売電収入UP!
デメリット:ピークカットで電気を捨てる部分があります。

過積載がすべて可能という事ではございません。太陽光の設置場所の問題や設備のメーカー等の保証の問題もございます。
弊社であれば、そういった問題もご相談して頂ければきちんとご対応もさせて頂きます。

もちろん、その他お困り事などございましたらいつでもお気軽に下記フリーダイヤルよりお問い合わせください。